天気はますます良くなって

アイドルなしでは生きていけない

今さら第二弾!!Getting CloserのMV考察的なやつやります

 

 

 

 

 

 

いやタイトル長いなおい。

 

 

 

今さらブログ第二弾兼レポート供養ブログ第二弾です。

 

今回はハロヲタジャニヲタさんは残念ながらなんのこっちゃ話がわからないと思うのでとりあえずMVだけ見てからブラウザバックしてください。よろしくお願いします。(え)

 

 

 

 

youtu.be

 

 

 

 

SEVENTEENさんのGetting Closer!!

韓国語タイトルは息が上がるという意味の「スミチャ」!!

 

SEVENTEENのヲタクたちがMV公開されるや否や考察を始め、

本国・韓国はもちろん日本のヲタクたちもついった〜で議論を重ねたスミチャ!!!!

 

 

公開から早や2ヶ月、

今さら!!!!!!!今さらですが!!!!!!!!!!!

考察ブログを書きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(遅!?!?!?)

 

なおまたまた今期のレポートのネタ使い回し+αな内容ですがよろしくお願いします!!!単位ください!!!!!(どさくさ)

 

 

 

 

 

 

考察のとっかかり

 

とりあえず、このMVの分析を何から始めればいいか………。

 

 

 

そこで参考にしたのが、

 

 

 

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https://entertain.naver.com/read?oid=109&aid=0003933958

 

 

 

こちらのティザー画像。

そう、スミチャの収録アルバム「YOU MADE MY DAWN」の「BEFORE DAWN ver.」の写真です。

 

 

 

 

このバージョン、テレビのオブジェが目を引きます。

 

ここで現代美術をちろっとかじったヲタク、思った。

 

 

 

 

「えっこれナムジュン・パイクじゃん!?!?」

 

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ナムジュン・パイクって誰??

 

韓国出身の芸術家(1932-2006)。ビデオ・アートと呼ばれる、ビデオやテレビを使った作品の先駆者。奥さんは日本人。現代美術とかの授業取ると遭遇率90%以上。博多の人にはキャナルシティのあれって言えばたぶん伝わる。

 

 

 

 

で、よく考えてみたらこのティザーの公開前日、こんなインスタが上がってた。

 

 

 

www.instagram.com

 

ほちくん「カラット グッドモーニング☺️」

 

 

 

 

 

俺氏「これグッドモーニング・ミスターオーウェルの話では!?!?!?!?!?」

 

 

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☆Good Morning, Mr.Orwell(以下GMMO)とは??

 

ナムジュン・パイクの代表作の一つ。当時まだ珍しかった衛星放送を取り入れ、1984年1月1日にアメリカ、フランス、西ドイツなどで放送された。

1949年に書かれたジョージ・オーウェルの小説『1984年』への返答としても知られる。

 

 

 

☆小説『1984年』とは??

 

ジョージ・オーウェルの書いた小説。

大戦争を経て、世界が三つの地域で統治されるようになったパラレルワールド1984年が舞台。

主人公ウィンストン・スミスの住むオセアニアという地域は、思想統制や公的文書の書き換えが日常的に行われ、国がテレスクリーンと呼ばれるテレビで国民をコントロールするという国。

ウィンストンは国で禁止されている「空想」に手を出して捕えられる。

意外と今の世界の政治状況に似ていてマジの激ヤバ小説。たぶんどこの図書館にも置いてあるんで詳しくは読んでくれ。

 

 

 

 

 

 

まぁこのほちくんの投稿は結局Homeのスポだった訳なので、多分GMMOとは全く関係ないんですけど、

考えてみればみるほど、スミチャのMVってGMMOや『1984年』との関連があるんですよね……。

 

 

 

ということで、今回はスミチャ×パイク×『1984年』で考察していきます!!

 

 

 

 

 

 

関連してそうな点の洗い出し

 

①パイク作品との関連 −アナログテレビ×色調の変化

 

BEFORE DAWN ver.に出てくるテレビのオブジェはめちゃパイクみある。

 

あとパイクは作品の色調をいじることが多くて、その感じもそっくり。

 

 

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↑ちなみにこれはキャナルシティ博多にある。



 

 

 

 

あとスミチャMVには、パイクのインスタレーションっぽい配置でテレビが置かれてる場面も出てきます。

 

 

 

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②『1984年』との関連 −「監視」のテーマ

 

1984年』の作品紹介でも書いた通り、この作品では「監視社会」というのがキーワードになっています。

 

 

 

で、スミチャでもめちゃめちゃ監視してるんですよね。

 

 

 

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こことか。

 

 

 

 

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こことか。(これに関しては最後の晩餐のオマージュだと思うので、ますます「違反者を探し出し監視する」意味合いが感じられる)

 

 

 

 

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ここも誰かが「違反」しないように、ライトで照らして監視してるように見えなくもない。

 

 

 

 

テレビのオブジェ→GMMO→小説『1984年』っていう遠回りな流れなんですけど、

監視のイメージを引き出すにはすごくいい引用だなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

 

単純に映像のみから考えられること

 

じゃあこういう共通点があるとして、それで何が表されているのか??

SEVENTEENは、世の中にどういうメッセージを送っているのか??

 

これはほとんどの人がついった〜でやってる考察とはちょっと違う角度からの分析なので、ほげ〜っと読んでください。(?)

 

 

 

 

 

①世界の情報アイコン・K-POP/SEVENTEEN

 

ナムジュン・パイクは、テレビを「情報を鮮やかに映し出す情報の中継者」だと考えていました。*1

 

つまり、パイクにとってテレビ=情報の象徴。

 

 

 

 

一方のK-POP、今や情報の発信源になっています。

 

どのアイドルもSNSを駆使し、ファンダムもSNSによって発展、

もはや「情報」なしで成立するK-POPアイドルはいません。

 

SEVENTEENを含め、K-POP=情報の産物なのです。

 

 

 

 

 

ここから、SEVENTEENはあのテレビのオブジェを使うことで、

パイクの「情報アイコン」のイメージを引用し、

K-POPの本質は「情報」にあることを表していると言えます。

 

 

 

 

 

 

②インターネットと相互監視社会

 

さっきつらつら書いたように、『1984年』のテーマは「監視」です。

国のトップに立つ「ビッグ・ブラザー」という権力者が、国民を監視しているというのが話のキモになっています。

 

 

 

 

で、GMMO。

冒頭にこのような文字が現れます。

 

 

 

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ここで注目したいのは上の一行、

BIG BROTHER IS NOT WATCHING YOU」=ビッグ・ブラザーはあなたを見ていない

 

細かいところですがBIG BROTHER ISと単数形になっているところがミソです。

 

 

 

 

 

この後実はこんなシーンが出てきます。

 

 

 

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いや画質悪

 

胸につけてるワッペン??に、BIG BROTHERと書いてあります。読みにくいけど。

 

 

 

つまり、ビッグ・ブラザー、います。

あれビッグ・ブラザーいないんじゃなかったの!?

 

 

 

 

でもこれ、こんな風に考えるとどうでしょう??

 

もともと『1984年』に出てくるビッグ・ブラザーって、もっと指導者〜〜な感じの出で立ちとされています。あのスターリンをモデルにしてるくらいだし。

 

 

 

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これは映画版のビジュアルなんですけど、後ろに写ってる白黒のおっちゃんがビッグ・ブラザーらしいです。いかつい。全然プレミアムプライス感ない。

 

 

 

 

ところがGMMOのビッグ・ブラザー(仮)は普通のサラリーマン感。

とても偉大な指導者様には見えません。

 

 

 

が、逆に言うとですよ、

あんなどこにでもいそうな普通のサラリーマンがビッグ・ブラザーなんだとしたら、

誰もがビッグ・ブラザーになれちゃいません??

 

 

 

ビッグ・ブラザーは人々を監視する存在というのは、『1984年』作品紹介で書いた通り。

 

 

つまり、誰もがビッグ・ブラザーの社会なら、

誰もが互いに監視し合う社会だと言えるのです。

 

 

 

 

 

現代人からこれを見るとゾッとします。

だって現代って、インターネットでみんながみんなを監視する社会じゃないですか。

まさにBIG BROTHERS ARE WATCHING YOUの世界。

 

そんな社会を見透かしていたかのようなシーンであると言えます。

 

 

 

 

 

ここでスミチャのMVを思い出してみましょう。

 

 

普通の少年(つまり、いかにも国の指導者然としたエラそうな人間じゃない少年)たちが、

お互いにお互いを監視している。

 

 

 

これってまさに、インターネットの相互監視社会の象徴になっていると考えられます。

 

 

 

 

スミチャMVには、そんな今のインターネット社会への視線が盛り込まれていて、

そこにGMMOや『1984年』を透かすことによって、そのイメージを強化している可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

スミチャ、『1984年』的世界説

 

と、ここからがいわゆる「スミチャ考察」です!!

 

YMMDシリーズ、実は『1984年』のオマージュなんじゃないか説。

1984年』と重ね合わせてMVや歌詞を見てみると、スミチャの物語の新しい解釈ができるよ〜的な話です。

 

 

特にまとまりがある訳じゃないんで箇条書きで出します!!!!

 

 

 

 

・ひまわり、「監視社会」の象徴説

 

ひまわりの花言葉は、「あなたを見つめる」。

 

そしてひまわりには、水の精が太陽神アポロンを見つめ続けていたら花になっちゃったというギリシャ神話が伝わっています。

 

 

 

つまり、ひまわりという花には「監視」の性質があるんです。

어쩌나からずっと続くひまわりのイメージは、やはり監視のイメージモデルだったのでは??

 

 

 

 

 

ちなみにHomeの歌詞、

언제라도 난 여기 서 있어(いつでも僕はここに立っている)って歌詞がありますよね。

 

 

これもちょっとひまわりの伝説感ない………??

てことはHomeも実は監視ソングなのでは…………怖……………………

 

 

 

 

 

 

ただこの説だとすると、HomeのMVにひまわりが映っていない(少なくともわかりやすく登場してこない)のが謎になるのと、

 

例の謎ティザーホームページのDAWN ver.のひまわりは別に枯れていなかったのに写真ではモロ枯れてることがよくわからない。

 

 

 

 

あとミンギュちゃんは어쩌나でひまわりを3本投げるシーンがありますけど、

3本のひまわりの花言葉は「愛の告白」になるらしいんですね。

 

誰に告白してるんだ??ぶーちゃんしか思いつかないんですが。(急にギュブシッパーの人格出てきたよ)

 

 

 

あと最初スミチャでも3本投げてると勘違いしてたんですけど、スミチャでは投げてる本数2本になってますね………ひまわり2本の花言葉なに…………??

 

 

 

 

少なくともミンギュがひまわりを手にしてるってことは、

ミンギュがYMMD世界の「監視役」筆頭であることは間違いなさそうです。

 

 

 

 

 

 

 

・『1984年』で言えば誰がどのキャラクターなのか

 

要は主人公は誰か、ビッグ・ブラザーは誰か的な話です。

メンバーをどんどん『1984年』のキャラクターに当てはめていきます。

1984年』を読んだ前提でかっ飛ばしてくんでスルー推奨です(推奨!?)

 

 

 

 

そういう話をしたいんですけど、

うーむ、

 

わからん!!!!!!!!!!!!!!!(え)

 

 

 

 

少なくともはにちゃんはもうモロに監視されてるし、なんなら別の部屋に閉じ込められている様子がスミチャなりセブプロ時代のいろいろだったりからわかっているので、

はにちゃんは『1984年』でいうところの「思想犯」だと思う。主人公・ウィンストンかはわからないけど。

 

 

部屋に閉じ込められてるのはいわゆる101号室の描写かな??

 

 

 

 

 

あとミンギュちゃんはさっき書いた通り監視役なんだけど、ビッグ・ブラザーではない気がする。

 

でも党内部の人間であることは間違いない。

もしくはチャリントン??いや秘密警察ミンギュよくない??(話ずれてるよ!!!!)

 

 

 

チャリントンだとしたら、 어쩌나の時開いたドアを見つめんぎゅしてたのも納得いくんですよね……。

 

過去の体制を知っているチャリントンと、扉の外の世界??のことを知っているミンギュが重なります。

 

 

 

 

 

 

おぬよんが怪しいは散々言われてますけど、それは同意だなぁ。

ルービックキューブ操ってるから、真のビッグ・ブラザーは彼な気がする。

 

 

 

 

ソクミンさんはオブライエンかな。

全てを知った上で「思想犯」をあぶり出す係。

だからスミチャでおぬよんとソクミンさんはこちらを向いている??

 

 

 

 

 

じゅんぴが一人だけ白い袖の服着てて唯一ダークサイドじゃない説も見かけたけど、そこから考えるとじゅんぴはジュリアっぽい。

この話でまともに出てくる唯一の女性だし、「思想犯」でもある。(から어쩌나で木の陰から覗き込んでいる??)

 

 

 

 

 

でもだとすると、ウィンストンはいよいよ誰なんでしょう。

 

最初から捕えられてるはにちゃんなのか。

 

どうやらみんなから狙われてるらしいすんちなのか。

 

어쩌나で不思議な世界に行っている(?)ぼのにか。

 

 

この3人あたりが怪しい気がします。

まぁリーダーだしすんちかな??

はにちゃんはかつての思想犯(今は洗脳済み)な気もするし。例の光の入ってない目のはにちゃん、洗脳されてる感ありません??

 

 

 

 

 

ただすんちちゃんにはゴールドスタイン説も推したい。

テレスクリーンで映るたびに憎悪の言葉を浴びせられる人(を、演じてる人)、すんちちゃん。

 

 

 

……やっぱちょっと怖いな。うん。

 

 

 

 

 

あとはウィンストン周辺のみなさんをどこまで誰に当てはめていくかですね…………。

 

 

 

 

 

 

なおこれだと時間巻き戻ってる説とか謎の時計大量発生の意味がわからんことになってしまうので、そこが引っかかる。

 

アホなんで時間絡むお話モモとナミヤ雑貨店くらいしか思いつかんのじゃ…………

 

 

 

 

あと部屋がめちゃめちゃ燃えてるのも謎なんだよなぁ………本が見えてれば華氏451度って言えるんだけど…………。

 

 

 

 

むしろ1984年よりそれっぽい小説ありそうなのはありそうなんだよなぁ。なんか思いついた方リプください(人任せ)

 

 

 

 

 

 

 

・YOU MAKE MY DAYからの繋がり

 

어쩌니は夢の中説は一回ガン無視します。さっきまでしてたGMMOとか1984年の話とかもガン無視します。(すんのかい)

 

 

 

 

 

まぁ어쩌나はその通り恋愛初期のはっぴ〜な時期の歌だとしますよね。

 

 

 

そして우세낮뜨で語られるのは、「君と共に過ごした熱い夜明け」、

太陽が昇るまで何度でも二人燃え続けられる−そんな時間、

 

これがスミチャ=息が上がるほど欲した構図、なんじゃないかと。

 

ようは우세낮뜨はマイルドに状況説明しててスミチャが心の声ダダ漏れってヤツですな!!!ワハハ

 

 

 

 

 

 

 

で、時が経ちDAWNを共にしたのは過去になる(だからスミチャはYOU MADE MY DAWNの前日譚。DAWN=スミチャが過去のことになってる的な)。

 

 

 

Homeは目の前にいる「君」に、ここが僕ら二人が泣くことができる場所、と、

어쩌나同様の優しく甘い言葉で語りかけているけれど、

 

目を見なくてもわかるくらい互いに互いを必要としている関係であるという本心がGood to Meで語られている。

やっぱり心の声ダダ漏れですな!!ワハハハ

 

 

 

 

 

…………とかどうですかね!?!?(丸投げ!?!?!?!?)

 

なんかもう救いようないくらいヤバヤバのヤバな共依存カップルみたいな話になっちゃいましたが!!!!!

 

 

てかもう力尽きてるのが見えてる!!!!やめましょう!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

6000字超えちゃった!!!!!

 

とりあえずスミチャ、

わっかんねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

公式さんYMMDシリーズ完結したら答え合わせよろしくね!!!!あんにょん!!!!!!!!!!(やり逃げだ!!)